工事二部
清水 健介
2013年入社
工事という名の
モノづくりを通して
顧客の描く理想を具現化し、
自分自身も満たされる
東京都出身。大学院を卒業し新卒で三洋産業に入社するとともに、茨城県神栖市へ転居し現在にいたる。大学時代は電子機械システムの分野で3軸回転の球面モータについて研究。趣味はゲーム、妻と中国の大河ドラマ鑑賞、ショッピング。
ニーズに応え
続けることで
陰ながら
地域社会を支える
化学プラントの設備保全担当者から工事依頼をもらい、現場監督の仕事一式を担当しています。案件を受けたら、実際に現地へ足を運んで施工プランを練り、見積作成、折衝、工期や安全面の打ち合わせ、材料や人員を含めた工事の手配などの準備を行い、実際に工事を開始して、工期内に納めます。その流れを首尾一貫して担当するのが現在の業務です。
鹿島・神栖地域はコンビナートで成り立っている地域といっても過言ではありません。そのコンビナート内で働くということは、化学プラントで滞りなく生産活動を続けるために欠かせない役目を果たしている実感があり、わかりやすく地域に貢献できていると思います。昔から「モノづくりを仕事にしたい」と考えていたので、手掛けた工事により目に見えるかたちで成果物が残せるこの仕事は、大きな達成感を味わえます。
円滑な
コミュニケーションが
事故やミスを未然に防ぐ
工事をするうえでもっとも大切なのは、安全性を確保することです。現場が化学プラントという特性上、火気厳禁のエリアや、少し触れただけで傷を負うような薬品を扱っているエリアもあります。一般的な建設現場に比べて、プラント内の工事はより注意しなければならないポイントが多いかもしれません。そのため現場に入ったら必ず、最前線の職人たちに安全対策を徹底するよう直接伝えています。工事内容に意識がいき安全対策が疎かになってはいけないので、現場監督の立場として指示したことが守られているか、現場をまわって確認作業をしっかりと行います。
職人との関係性は、日頃の何気ない会話からコミュニケーションを図ることが大切だと感じます。効率的な仕事の進め方を相談しながら、安全対策についても徹底的に共有し、現場での作業事故を決して起こさないよう取り組んでいきたいです。
自分自身が満たされて
芽生える、
他者を
思いやる心のゆとり
一日としてまったく同じ仕事をする日はなく、社員それぞれが熱意を持って動く会社は「生きもの」のようだと感じています。会社が活き活きと存続していくためには、社員が仕事を楽しめる環境づくりが欠かせません。明るく、何でも話し合えるような社内の雰囲気をつくることで、社員の充実感を高めていくことが目標です。
私自身は、経済的に生活を安定させたうえで、顧客を喜ばせるために奮闘し、ひいては社会貢献につなげていくことが働く目的だと考えています。実際にその信念を持って働くことで、大きなやりがいを得られています。自分自身が明るい気持ちで、幸せを感じられる状態でなければ、他者に貢献したいと思えるところまで意識がまわらないでしょう。日々の生活にほんの少しでも「ゆとりを持てること」が、私の人生における幸福であり、仕事にも通ずる大切な要素だと捉えています。
私が三洋産業を選んだ理由
妻の地元である神栖市に勤務地を絞って、就職活動をしていました。どんな分野の仕事でも自分が熱中していれば楽しく働けるだろうと考え、業種や職種よりも、転勤がないことを第一条件にしていました。建設業界でいえば、同じ場所で仕事をし続けられることは滅多にないので、転勤がない三洋産業では、毎日同じ場所に出社できる安心感が大きなメリットだと感じています。